カテゴリ:◎教育本( 11 )   

「中学受験は親が9割」 その2   

こちらの本の感想の続きです。


中学受験は親が9割 [ 西村則康 ]
価格:1598円(税込、送料無料)




●両親の最大の仕事はタイムマネージメント。親が中学校受験用の勉強を教えようとしない方がよい。


→これは筆者が塾の先生だからこそのご意見だと思いますが、勉強自体は塾に任せて欲しいとのことです。特に最近の中学受験は、中学受験の専門的知識のない大人が片手間で教えるような域を超えている問題も多いです。
(実際の入試問題の一部も載っていましたが、大学受験的には高偏差値な私も、直ちに回答できないような難しい問題でした。)
そのため両親には家庭生活のタイムマネージメントをお願いしたいそうです。

●家庭で大切なことは「生活知識」と「身体感覚」を身につけさせ、「親子で感情を動かすような体験をすること」。
これらは幼児期から小学校3年生までに積み重ねた方がよい。これが学力を後伸びさせるカギである。
親は子供の好奇心の芽を摘まないようにして、いろんなことを一緒に体感するのがよい。そして「生活知識」のためにはキッチンに一緒に立つこと。

→キッチンで色々なことが学べるという点は同感です。材料の重さを計ったり、量を計ったり…という作業で体積や重さ、単位ということが理解できます。あとは野菜や果物の種類、切った時の種の様子、なども理科の知識に繋がると思います。我が家も積極的に料理のお手伝いをしてもらおうと気持ちを新たにしました。こういったことは幼児期から小学校3年生までの間に家庭で取り組むべきとされていましたので、こつこつやっていきたいと思います。

●幼児期の早期教育は有害ですらある。
脳は発達に応じて必要な知識を吸収する。いたずらに今できないこと(まだ時期が早いこと)を教え込んでも意味がない。特にフラッシュカードなどの思考を伴わない学習方法は「カン」を頼りにする方法であり、小学校4年生~中学受験では通用しないやり方である。


→「早く」「早く」と幼児に知識を詰め込むことは、長い目で見ると意味をなさない、というご意見はごもっともです。個々の発達や興味に応じて、本人が楽しいと思うことを、親のエゴではない形で、しかも思考力を伴う形で進めていくことが大切だなと思いました。

●「丁寧にやること」は、実は「正しい答え」について興味を持つことと言い換えられる。そこに至るまでの過程が大切で折角導いたことは丁寧に書きこませる。終わらせることだけに意味があると思わせないことが大切である。

→耳が痛いお言葉です。性格的な問題もあるかも知れませんが「丁寧に」というのが、娘も私もなかなか難しく。ただ「やり遂げた」ことを評価するのではなく、過程も尊重してあげる姿勢が親として大切だなと気付かされました。


そのほかにも為になるTIPSが沢山書いてある本でした。
まだ子供が3歳なので実感が足りず読み飛ばしている部分もありますが、小学生になるころに改めて読み直したい本だなと思いました。


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by kuma_neco_kuma | 2016-07-07 06:00 | ◎教育本 | Comments(0)

「中学受験は親が9割」 その1   

以前から気になっていたこちらの本を読了しましたので、印象に残った箇所をメモしておきたいと思います。

中学受験は親が9割 [ 西村則康 ]
価格:1598円(税込、送料無料)




私は地方公立中学・高校→国立大学 で中学受験未経験者です。夫も中受未経験です。
そのため今回この本を通じて初めて知ったことが幾つもあり、中受そのものを知るため、また最近の動向を知るために読んでみてよかったなと思いました。

以下印象に残ったことを幾つか。

●入試は関西の方が算数と理科のレベルが高く、全体として関東よりも難易度が高い。
関西は入試科目に社会がないところが多く、暗記に走らなくてよい。レベルの高い算数や理科のために、思考力を鍛えるような学習をする傾向あり。 関東は算数であっても、思考力よりもパターン暗記に頼りがちである。


→「思考力」重視の風潮は西の方が高いのですね~。初めて知りました。
暗記力のみで合否が決まる試験よりも、思考力をとう試験の方が、中学校以降の学力や人間力の「伸び」につながるのではないかと思います。
12歳という低い年齢であるからこそ、暗記に頼らない学習スタイルを確立することが大切だと思います。
そういう点では関西の中学業界の方が、次世代の人間を育てるための配慮があるような気すらしてきます。

●新傾向の問題はまず関西中学入試で出題され、数年後に関東でも出る。

→出題面でも関西の方が「思考力を問う」という点で一歩先を行っている、ということなのですね。
こういうオリジナリティの高さ云々の姿勢が、よく言われるT大とK大の違いにもつながるのかもしれないと思いました。

●大手塾によっても授業数、拘束時間に差がある。一般的に関西系塾の方が拘束時間が長く、全て塾が面倒をみる傾向がある。
例えば小4でも週4回22時まで塾、は珍しくない。


→うーん、拘束時間が長いのは私だったら避けたい・・・と思うのですが、自分とレベルがあったクラスだったらそれほど苦痛ではないのか?実体験がないため分かりません。
関東系大手だとSAPIXが一番拘束時間が短いそうですが、その分進度も早くハイレベルだそうです。なるほど。

●入塾にあたってはできる限り上位クラスからスタートできるように問題集などで対策をしてから入塾テストに望むべし。下位クラスから浮上するのは容易ではない。

→学校で習う内容は、低学年から取りこぼしがないように学習をしていき、さらに3年生冬に入塾テストを受ける前にはプラスアルファで問題集による対策がおすすめとのことです。
低学年(小1~3)で大手塾に通うことについては、あまりお勧めはされていませんでした。


長くなるので、その2に続きます。

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by kuma_neco_kuma | 2016-07-06 05:00 | ◎教育本 | Comments(2)

早稲田アカデミー「中学受験合格メソッド」   

私自身、田舎育ちなので大手塾とか予備校というものを全く知らず、そのまま国立i医学部に現役で受かっているので、首都圏の中学受験事情には全く疎いです。

娘はこのまま都心で育つ予定なので、中学受験をして中高一貫校に通う道を勧めたいと思っています。(小学校受験は考えていません。)
大学医学部の同級生や、職場の同僚医師たちは公立小学校→中高一貫校→国立医学部という人が多いのですが、その中学・高校自体の話を聞くとみな楽しそうだし、何より同じ位のレベルの人と切磋琢磨する環境というのがいいなと。

そんな中学受験ド素人な私なので、ちょこちょこと中学受験本を読んで情報収集しています。

**

今回はたまたま目にしたこちらを読みました。
早稲田アカデミー代表取締役の瀧本先生が書かれたものです。



私、本当に中学受験塾について予備知識がなくって、かろうじて日能研、四谷大塚、SAPIXを知ってるくらいでそれらの特徴というか、差も良く分からず。
早稲田アカデミーはそれらよりシェアが少ない塾?というイメージしかなかったのですが・・・

この本によると

・大きな声で挨拶が基本の体育会系

・宿題をしてきたかどうかのチェックが厳しく

・保護者と担任講師の連絡が密(2カ月に1度は回診電話といって担任が保護者に電話をかける)

というのが特徴であり、そこが売りということが書かれていました。
逆に言うと、ほかの大手塾はあまりそういった面に力を入れていないということでしょうか。

本の中で面白いな、と思ったところ。(以下緑字で引用)

「親子の関係で上手く意思疎通できないことは、講師に限らず、第三者の言葉を借りると相手の心にスッと入っていくことがあるものです。やる気を失った子、スランプで受験しない!なんて言い出した子でも、親が言い聞かせようろするとさらなる反発を招くだけですが、講師が親の気持ちを代弁して伝えると、子どもは素直に耳を傾けて、きちんと考えて答えを出せるものです。」

確かに、自分自身の経験でも親にアレコレぶしつけに言われるとイヤでした。
また小学生以上になると親が勉強を見てくれるのもちょっと疎ましく思ったりもしました(←ごめんなさい)。

これはその子の性格にもよるとは思いますが、うちの子(3歳)はすでにそういった片鱗をのぞかせていていますね。
私が色々言うとかえってやる気を失ったり、違うことをしてみたくなったり・・・があるので、家庭学習のペースが難しいことも。そうなると私も悠長に待てず、イライラしてつい態度に出てしまうんですよね。「折角1stepすすめるために、プリントをやろうとして忙しいなか準備したのに・・・!」って。

けれどお世話になっているピグマリオンの先生の前だと、娘のやる気のムラが少なく、きちんと耳を傾けるので、第三者の存在って大きいなと思います。(もちろんその先生がプロだから、言葉がけが上手という面もあると思いますが。)

自宅だけで学習の全てをカバーすること、子供のやる気をキープしたり向上させることは、至難の業だと思います。勿論それをなさっている保護者の方もいて素晴らしいと思いますが、我が家の場合は私と娘の性格上、外部の第三者(先生)がいる方が精神衛生上よいなと改めて認識させられました。

話が脱線してしまいましたが、
この本全体としては、早稲田アカデミーの手前味噌的なアピール、公的教育への危機感と私立中高一貫校受験へのいざない、という点に重点が置かれていましたが(代表取締役が書いた本だからそれは仕方ないです)、
本のタイトル通り「受験を通じて本気で頑張ることを体験させる、そして結果がどうあれ本気で頑張った経験は人生の糧となる」ということも強調してありました。
その点はとても賛同しました。


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by kuma_neco_kuma | 2016-04-23 21:00 | ◎教育本 | Comments(0)

親たちのNGワード   

花まる学習会代表の高濱氏のご著書。
幾つか読んだことがあるのですが、またまた心惹かれるタイトルのものを新たに目にしたので読んでみました。
小3までに育てたい算数脳

小3までに育てたい算数脳
著者:高濱正伸
価格:1,620円(税込、送料込)
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「算数脳」のお話は・・・今までの高濱先生のご著書と重なる部分が多く、あまり目新しさを感じませんでした。
それはさておき、私が面白いなと思ったのは、「親たちのNGワード、NG行動」の項です。

以下青字は引用です。
「何回言ったらわかるの」
「この前だったそうでしょう」
「うちの子ダメだから」
「バカじゃないの」
「テストがダメでも知らないよ」
「お父さんに叱られるわよ」
「それじゃ今日だけよ」
言い間違いを放置する
テレビを見ながら指示を出す
他の子と比較する


なるほど、ついつい言ってしまいがちなこれらの言葉は良くないのですね。
これらの言葉のどういう点がダメなのか、またどういう言い方が好ましいのかについても詳しく書いてありました。
「何回言ったらわかるの」とか「この前だったそうでしょう」「それじゃ今日だけよ」なんて日常的に使っていたので、今後も油断するとつい口からでそうです。気をつけねば!と思いました。

**

それとは別に、同時期に読んだこちらの本。
「玉井式国語的算数教室」の玉井先生のご著書。玉井式といのは何となく耳にしたことはありましたが、国語的算数??というのがよく意味が分からないのでご著書を初めて読んでみたのです。


この本にも「親の禁句10」というのが載っていました。

①お金をかけているのに!
②親に恥をかかせて!
③世間に何て言われるかわかってんの!
④弟(妹)はできるのにおまえはどうしてできないの?
⑤どうせ駄目だから、やめておきなさい。
⑥育て方を失敗した (あんたなんか産まなきゃよかった)。
⑦うちはお金がないから、大きな夢は見ない方がいい。
⑧学校の先生はダメだ
⑨お父さん(お母さん)はダメだ
⑩無視(子供が何を言っても口をきかず、無視し続ける)。


こちらも感情的になったときについ言ってしまいそうな言葉ですが。ぐっとこらえて言葉を選ぶことが大切ですね。
常に一歩引いて、広い視野やヴィジョンで言葉がけをしないといけないなと思いました。

そういえば・・・ですが、幼児教室の体験レッスンに行って思ったのは「先生は役者だな」ということ。
子供が思ったように行動しなくても決して感情的にはならず、でも妥協するわけではなく、手を変え品を変え・・・ではないですが、子供の立場まで降りたような共感する言葉かけて一緒に楽しんだり、かと思うと指導者として引っ張ったり・励ますような言葉をかけたり・・・で、時間内でもクルクルとキャラを変化させてました。
親もこんなふうに自分の感情をぐっと抑えて、子供にムカッと怒りを感じたとしてもそこは役者になったつもりで言葉をかけて行く必要があるなと思いました。

そんなわけでNGワードに気を付けて行きたいと思います。


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by kuma_neco_kuma | 2016-02-21 06:00 | ◎教育本 | Comments(0)

「灘→東大理Ⅲの3兄弟」を育てた母   

以前から気になっていたこちらの本、読んでみました。


タイトルがドギツイ&なんとなくお母さんの癖が強そうな感じ(←失礼でごめんなさい)がして、実際読むのをちょっと敬遠していたのです・・・。
いざ読んでみると結構普遍的で基本的な心構えも書いてあって、読んでみて良かったです。

本の帯には「中学~大学受験は母親次第!」と書いてあり耳が痛い気がしました。
ただ「母親次第」というのは非常にうなずけることで。
私の友人にも兄弟で鉄門の方が居るのですが、何かの雑談で「自分の母親は頭がいい人だから、子供達がこうなるのは自然かな」とさらっと言っていました。
実際お宅に御邪魔してご両親にお会いしたとき「なるほど・・・」と思った記憶があります。

それはさておき、この本の内容ですが非常に分かりやすい構成です。
各章ごとにテーマが絞ってあり、
「お母さんの心得」「日常」「家庭のルール」「習い事」「家族」「勉強の基本」「幼少教育」「小学校」「中学校受験」「中学・高校」「科目別」「大学受験」となっています。

我が家の場合、娘2歳なので大学受験はまだまださきのお話ですが、大体どんな流れで大学受験までの18年間を、受験業界的勝者な佐藤さんが過ごして来られたのか、俯瞰的に把握でき臨場感を持ちながら読めました

とくに「お母さんの心得」「幼少教育」「習い事」の章は、今の私がすぐに取り入れられるようなことが多くよかったです。

幼少教育については、読み書きそろばんを重視して、先取り学習で進めていく、という方針だったようですが、これは私が現在目指しているところと一緒でした。
先取り学習については具体的に「3年以上先を目指す」とされ、公文式を使って進んでいたようです。
そうか「3年先」かと、参考になりました。今まで特に何学年先、とは考えていなかったけれど、具体的に決めていた方が良さそうですね。特に中学受験をするならば小3で3年先である小6位の内容が(特に算数・国語では)終わっている方が有利だし、受験勉強により専念できると思います。

他、印象に残ったことを幾つか。

・育児書・教育本を鵜呑みにしない

・子供のよって性格や得意分野が違うので他の家庭・他の子で効果があったやり方がそのまま通用するわけではない

・この子をダメにするのは簡単だな、と思える瞬間は沢山あった

・なぜできないかを考える

・幼児に英語教育は必要ない。日本語に時間を割くべき

・教育費を惜しまない

また子供が成長してから読み直してみたいなと思いました。特に小学校入学後に参考になる点が多いのではないかと思いました。

一方で…
佐藤さんは旦那さまは弁護士、そしてご自身は専業主婦です。
書いてあることはある程度の経済力を背景とした専業主婦の立場だからこそできたことも多いです。そういう点では働く母との差をまざまざと見せつけられた気がします。
勿論専業主婦でもこの佐藤さんほど子供の学習をリードできるだけの能力がある人はそういないとは思いますが、でも広い世の中には一定数はいるはず。
そんな方の子供さんと、ゆくゆくは受験の土俵に上がるのかと思うと…

このまま私がフルタイムで働くならば導いてあげれることは限界があると思います。
この佐藤さんほど手をかけれない、過保護になれない。
そこをどうするか。
本人に自主性を求めたいところですが、これは能力や性格次第かな。
けれど同じ程度の能力の子をさらに伸びずには母親の力がないよりはあった方がいいと思いました。
だからといって私の場合は仕事をセーブするのは難しいかな。
これも価値観次第ですね。

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by kuma_neco_kuma | 2016-01-22 06:00 | ◎教育本 | Comments(0)

「下剋上受験」   


下剋上受験

下剋上受験
著者:桜井信一
価格:1,512円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



以前から気になったいたこちらの本をよみました。
タイトルのインパクトに惹かれたという点がかなり大きいです。

塾には通わず、父親と娘の2人3脚で中学受験を乗り越えた体験談です。
両親:中卒、
娘の志望校:桜蔭、
という学歴ピラミッド的観点で「下剋上」というキャッチーなタイトルとなったようです。

最終的な受験の結果としては、娘さんは残念ながら桜蔭の門をくぐることは出来ず、
偏差値70くらいの中学に入学となったそうです。(十分立派な結果だと思います。)

著者である父親は受験まではひたすら桜蔭を目指して、それ以外には脇目をふらない論調で話は進みます。
何もそこまで桜蔭に執着しなくても・・・と思うのですが。
小学校を卒業する時点で桜蔭に受かっていたら、
学業という意味では女子の最上位にいることになるのですが、
決してその後、大学受験までを保障するものではないですし、充実した学校生活を約束されるわけではないです。
むしろ成績優秀者ばかりが集まった桜蔭という環境に苦しむことだって十分ありうるのに、入学後の6年間についてあまりにも親が考えてあげていない、ただ合格することだけに向かって突っ走っているのに違和感を覚えました。
結果的には不合格となって、むしろ良かったのではないかと思えます。

実は同僚に桜蔭出身の方がいて、普段は絶対出身校を口に出さないので私は全く知らなかったのですが、
ふとした時に「そう言えば○○先生の娘さん、今年桜蔭に入ったそうですよ~」という世間話をしていたら
「実はわたし、桜蔭出身なの。」とカミングアウトされたことがありました。
「すごいですね~!」と本心からいうと、
「とっても学校が辛かった。周りはみんな賢い子ばかりで、ちょっと説明を聞いたらすぐに問題を解ける子ばかりだった。自分は落ちこぼれで国立医学部にも現役で受かることができずに1浪してしまった・・・。」
と心の内を吐露されたことがありました。
「私は普通に公立中学校、都立高校が良かった。そういうルートの人がすごく楽しそうに見えた。結局大学に入学したらそういう公立出身の人が多くって、羨ましかった。」
とまで言っていました。
そこまで言われると、公立出身の私としては言葉を失ってしまいました。

この本の娘さんは、別の私立中学校で楽しく勉学に励んでいるそうですが、お父さんの方は娘を塾に通わせずに家庭で勉強を指導する中で発症したうつ病を受験後も引きずっており、まだうつ病の薬から脱却できていないということも書いてありました。
そんな状態にまで自分自身を追い込むのはあまり賢明ではないように思いますし、誰しもにお勧め出来るようなやり方ではないです。
あくまでこの娘さんの性格(かなり素直で第二次反抗期がまだ来ていない)と、このお父さんの性分という組み合わせで何とか上手くいった(別の私立中学校に合格できた)ということだったように感じました。
このお父さん自身も、もう一度中学校受験ができるなら今度は塾に通わせる、と書いておられました。

そんなわけで細かいノウハウが参考になった本というわけではありませんでしたが、
こういう形で父親が娘のためを思って奮闘した家庭がある、というきわめて特異な一体験談だと私は受け止めました。
娘が小学校高学年だったらもっと別の感想を持つかもしれませんが、今の私にはそのようにしか感じることができませんでした。

(ちなみにこの本が架空のネタではないか、という感想を持つ方もいらっしゃるようですが、私はこの不器用なまでの一直線さが随所にみられる点が、ネタではなく真実の話のよう思いました。)

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by kuma_neco_kuma | 2015-11-03 00:20 | ◎教育本 | Comments(0)

「将来の学力は10歳までの読書量で決まる!」   

いつも参考にしている幾つかの幼児教育ブログで紹介されていたので、こちらを読んでみました。




「日本語了解能力」が全ての学力での土台となる、というお考えが説いてありましたが、
このことは私の尊敬する職場の先輩(リアル出来杉くんみたいな方)も以前から言われていたことでした。
なので非常に納得しながら読みました。

以下抜粋します。

・「本をよく読む」とは「勉強ができる」と言い換えてもいいくらいです。自分で字が読めるようになる前は親が絵本を「読み聞かせ」することになります。これはもう、早ければ早いほどいいのです。

・読み聞かせをたっぷりすることで脳に沢山の刺激が与えられます。日本語に対する認識を高めていきます。

・読み聞かせをスタートとして本の世界に入って行くことで、語彙力から文章理解力、思考力、集中力、表現力など、学力向上に欠かせない力が養われていきます。

・その後成長して読書習慣が身につくかどうかも、どれだけ読み聞かせをして本に親しんできたかが大きく関わってくるのです。



その上で、読み聞かせの方法についても詳しく言及してあります。


・一音一音はっきり読み、文章を変えて読まないこと。

ついつい易しい言葉に変えて読みがちですが、知らない言葉に出会って語彙を増やす、という目的からは「なあに?」と聞かれたら説明してあげてもいいけれど、できるだけ文章の流れから理解させることも必要だそうです。
そして一音一音に意味があるので、そのまま読むことに価値を置くそうです。
これについては目からウロコでした・・・いつも言葉を置き換えて読んでしまいがちだったのですが、できるだけ原文に忠実に読んでみようと思いました。

・音の良い絵本を読み聞かせること

これについても、今まであまり意識していませんでしたが、確かに音が良い、ということは美しい日本語に繋がります。音の良い文章は娘@2歳も一気に覚えおり、文字が読めないのにページを繰るたびに文章を諳んじて言います。
美しい日本語に触れることで、日本語のセンスを磨くことにつながる、ということだそうです。



読み聞かせを継続して行くコツとしては、

・寝る前の時間を読書タイムに

という古典的ではありますが、やはりその方法が一番確実、ということが述べてありました。
科学的には眠る直前に入った情報を脳の海馬が睡眠中に処理し知識が定着する、ということが書いてありました。私としてはそれよりも本を読むことでテンションを落ち着かせ、眠りやすくする、ということの方が常々実感できていることでしたが・・・。

他にも色々な読み聞かせの有効なやり方、コツのようなことも書いてあり、またお薦めの絵本も年齢別に紹介されていたので、とても内容の濃い1冊でした。

いままで娘への読み聞かせが毎日できていないこともあったのですが「これではいけない!」と反省しました。
読み聞かせは地道な活動ですが、教育のプロである筆者にその効用について具体的に説明されると、「我が子のために継続して行こう!」とモチベーションを掻き立てられる内容でした。

というか、最近私自身が絵本にはまり気味で、ついつい買ってしまいます・・・。
娘が2歳になってからは、ストーリー性がある絵本、単純な線だけでなく沢山の情景が描かれた絵本を読むことができるようになったため、私自身も見ていて・読んでいてとても楽しくなったからなのです。
この本にも書かれていましたが、図書館を有効利用して、色んな種類の絵本を借りて触れてみるようにしたいと思います。



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by kuma_neco_kuma | 2015-08-13 22:36 | ◎教育本 | Comments(0)

「受験激変!」   


こちらに「受験激変!」というキャッチーなコピーのもと特集が組まれていたので読んでみました。
(雑誌の編集者の方って、目に留まりやすい秀逸なコピーを付けるのが本当に上手ですよね。ついつい手にとって読んでみたくなりました。)

小学校義務教育~大学まで少しずつ変わってきている、そしてこれからも変わる予定だということは耳にする機会はありますが、何がどう変わるのか、きちんと整理した形では理解していなかったのです。

ポイントとして5つが挙げられていました。

◆1点目 「小学校で英語が正式教科になる(2020年実施が目指されている)」

今は小学校5,6年生で「外国語活動」(必修)として組み込まれているそうですが、
2020年には小学校5,6年生で「英語」が正式教科に昇格し、小学校3,4年生のより早期では「外国語活動」として触れさせるようなるそうです。
小学校5,6年生で英語が正式教科になると、読み書きなどのテストも行われ成績評価もされるようになります。
このような流れに私立中学入試は敏感に反応しており、2015年では入試に英語を導入した学校が首都圏だけでも30校以上あったのだとか。


◆2点目 「小学校で一人一台タブレット端末を使用する」

こちらも2020年を目標としているようですが、授業もタブレットを使って、校外実習もタブレットを持って行って記録するようになるようです。


◆3点目 「中学・高校の授業はプロジェクト学習が主流となる」

先生が一方的に生徒へ授業を行うのではなく、先生がテーマを決めて、生徒個人あるいはグループで調査・学習をして発表する、というような主体的に学ぶスタイルもしくは体験するスタイルになるそうです。


◆4点目 「センター試験が廃止され、代わりに年2回の学力評価テストが大学入試で導入される(2020年)」

大きな話題になっていますが、これも2020年から実施予定です。
新制度は「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」だそうで、ペーパーではなく、タブレットやPCで行い、複数回受けることができるようです。
この新テストは、国公立・私立ともに大学進学希望者は全員受けなければならないそうです。
また各大学の個別選考では学力テストは実施されず、個別の小論文や集団討論や面接(特技や課外活動の成績などを含めた自己アピール)が課され、それらの評価のウエイトが上がるようです。


◆5点目 「大学の倒産?2018年問題」

約120万人で横ばいだった18歳人口が、2018年をターニングポイントとして激減していき、2031年には100万人を切ることが予想されているそうです。
それに伴って大学入学志望者が減り、約1割の大学は淘汰されるといわれています。そんな中で「就職に強い大学」が生き残って行くようです。
また全国86校の国立大学も3グループに分けられ、グループによって補助金の分配が変えられてしまうそうです。


ざっと私が理解できた点はこれくらいです。
とりあえず、2020年(東京オリンピックの年)が小学校英語教育、そして大学入試テストの点でも大きく変わる年だということが分かりました。

中学校・高校の教育課程では大きな制度の変更点は記事には書いてなかったのですが、一番大変なのは高校および高校生・その保護者、高校生相手の塾かな、と思いました。
大学入試改革にうまく対応して、一定基準をクリアすべく対策を練らなくてはなりませんからね・・・。
もちろん対策して得られるような小手先のテクニックというものは本質的な力とは別ものではありますが、ただ最後のプラスアルファとしては、そのような小手先テクニックが不可欠な面もあります。

自分(親)の時代はこうだったから、自分の子供も同じ程度でいいだろう、では時代の波(教育制度の改革)に乗りそこなう可能性もあるな、と思いました。
しかし制度の改革に振り回されるのもどうなのよ?!学問ってそういうことではないでしょう?!という気もします。
改革に振り回されないような真の学力や表現力をコツコツ身につけておくことも大切だと思いました。

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by kuma_neco_kuma | 2015-08-04 21:50 | ◎教育本 | Comments(2)

「台所育児~1歳から包丁を~」   

いつも拝見している先輩ママブログの過去記事で紹介されていた本だったので、
娘が2歳になる直前くらいにこの本を買いました。
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↓楽天での取り扱いはこちら。
坂本広子の台所育児

タイトルがかなり衝撃的ですよね。
1歳で包丁が使えるの?!って。

結論として、著者の坂本さん曰く「1歳でも包丁をもって安全に切ることは十分できる」そうです。
そのことを知っただけでもかなり衝撃的でした。

本文から一部引用します。

”子どもがしたいと言ったらその時がやらせどき。
「今忙しいから大人しくしていなさい」とか、
「こんなことをして怪我でもしたらどうするの」
などと拒否することは、よっぽどの事情がないかぎりやめたいのです。

そして、そのときに大事なのは「したい」といったその本物をあたえることです。”


(余談ですが、義母が「あの子(=私の夫)は、何でも本物を触りたがって大変だったの。おもちゃを与えると コレジャナイ! ってすごく怒ったのよ。」という話をしていたのを思いだしました。)

本題に戻って・・・

食べることは生きること。
料理を作ることは生きること。
台所仕事を子どもとは関係のないものとして切り離さずに、もっと子どもに料理という根源的な活動を見せ、実践させるべし、という論調です。

確かに現在の分業化が顕著となった生活では、お肉もお魚も切り分けらえてパックで個装されてスーパーに並ぶものであったり、
ご飯もいつの間にか大人が作っていて、子どもは食べるだけだったり、
スーパーやコンビニに行けばすぐ食べることのできるお惣菜があり、
ファミレスに行けば、写真付きの様々なメニューから好きなものをオーダーするだけでよかったり・・・、
食(材料の確保から料理過程まで)と子どもいる世界との乖離が進んでいると思います。

また本の中では、できるだけ手作りで本物の味を子どもに知ってもらうことの大切さ、
例えば餃子はおいしくないと言っていた子がいて、その子の家庭ではチルド製品の餃子しか食べさせてもらったことがなかったのだけれど、
いざ具も皮も手作りで作ってあげると「餃子はおいしい!」と喜ぶようになったというエピソードも紹介されていました。

1990年に出版された本で、私が購入したものは2011年の第44刷です。(かなりのロングセラーですね。)挿入されている写真には時代を感じさせますが、内容としては普遍的で色あせていないです。

おそらくこの時代は「食育」なんて言葉が一般的になる前の時代、まさにバブル末期ですが、
書かれている内容は「食育」であったり、
親への「育児指南」だったりします。

全体としては、子どもの基本的な生活能力の向上(サバイバル能力を鍛えるとでも言いましょうか?)であると感じました。

・・・

さてさて、私自身の場合。
この本を読んでかなり感銘を受けたのですが、
我が家では1歳代で本物の包丁を持たせることはできませんでした。
私の勇気や覚悟がなかったためです。
そして2歳4か月現在もまだ本物の包丁を持たせていません。
(おままごと包丁で、右手と左手の使い方は教えていますが・・・。)

けれど、手で行える皮むき作業だけは積極的に手伝ってもらっています。
玉ねぎの皮、ソラマメや枝豆の鞘をむく作業は専ら娘の担当になっています。
当初は時間がかかっていた作業ですが、今はスルスルと手際良くできるようになってきており、「できたー!」と得意げな顔をする姿はこちらも見ていて嬉しいです。
もちろん「ありがとう!助かったよ!これでお料理するね!」といって沢山誉めるようにしています。

保育園でも先日ソラマメを剥く作業があったそうですが、「あまりにも上手で、薄皮まできれいに剥いていて驚きました」と保育士さんに言われました。
保育士さんにわざわざコメントいただくということは、周りのご家庭ではそれほどやらせていないのかな~と思いました。私も上記の本に出会わなければ娘にさせてなかったかもしれません。

あとはスーパーにあまり行かずに、宅配食材を定期利用しているのですが、
それではいろんな野菜や果物に出会えるチャンスが減ってしまうな・・・と思い、週1回はスーパーに一緒に行くようにしています。
スーパーでは野菜の名前を言い合ったり、色を言ったり、「前、食べたね~」とか「これ保育園で出てきたよ」とか、食に関する会話を積極的にしています。
(混み合った時間だと2歳児連れでいくとイライラしがちなので、空いている時間~特に我が家周辺のとあるスーパーは金曜日の夕方が空いている~を見計らって行っています。)

そんなわけで、まだ本格的な「台所育児」というところまで踏み込めていないのですが、ちょっとずつ助走している段階です。
できたら2歳6カ月までには、包丁にチャレンジさせたいと思います。


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by kuma_neco_kuma | 2015-07-13 05:05 | ◎教育本 | Comments(4)

「よい絵本とはどんなもの?」   

娘@2歳1カ月ですが、絵本の読み聞かせに対して聞く耳を少しでも持つようになったのは1歳6カ月くらいのときでした。といっても絵本を含む室内での遊びは好む様子ではなく、外で体を動かして遊びたがるタイプでした。
それはもう・・・親も付き合うのが大変で・・・現在進行形で「お外好き」「公園好き」なのですが。
歩き始めた後、1歳過ぎから外に出たいと主張し、夏場は日の出が早いため朝6時過ぎから「外に連れて行け」と要求し保育園登園前/通勤前にお散歩に出かけたこともしばしばでした・・・。また冬場の休日ですら朝7:30過ぎには「外!公園行く!」と主張され、人っ子一人いない寒空の公園に連れて行っていました。

そんなタイプだったので、絵本に興味を持ち始めたのは上記のとおり1歳6カ月過ぎでした。
といっても私が絵本を読んであげようとしても気分が乗らなければすぐに別の遊びをし始める、といった感じでなかなか自宅では読み聞かせができませんでした。
絵本の読み聞かせができていない母親=愛情不足な母親のような気がして、自分のなかではかなりモヤモヤとしていました。
娘の興味は外遊びにあったので、それに付き合ってあげる方が今の娘にとっては大事なんだろうな、時期がくれば絵本の読み聞かせにも興味を持つだろうと思って待つことにしました。
このまま本が嫌いな子に育ったらどうしよう・・・という不安は常にありましたが。
(保育園では0歳のころから毎日読み聞かせをしてもらっていました。その様子を見ていると、みんなが大人しく座って聞いているときには娘も一緒に大人しく聞いて、それなりにリアクションしているようでした。)

積極的に「読んで」と絵本を持ってくるようになったのは1歳10カ月くらいでしょうか。ちょっと遅めだったかもしれません。
つまりは最近になってやっと「絵本」を頻繁に読むようになった状況なのです。
どのような絵本を選んであげればいいのかの基準や方針が良く分からなかったので、こちらの本を読んでみました。

よい「絵本」とはどんなもの?

よい「絵本」とはどんなもの?
著者:永田桂子
価格:1,620円(税込、送料込)
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ただ単に「○歳にはこの本がおすすめ」と数冊ずつあげていくのではなく、子供の発達局面とそれに応じた絵本/本に期待される役割について、年齢ごとに区切ってまとめてあるのが面白いな、と思いました。
以下青字部は本文より引用しています。

○第一段階 生後4ヶ月くらい~2際6カ月くらい <再認識の時代>
○第二段階 2歳6カ月くらい~4歳6カ月くらい <本の内容に気づく時代>
○第三段階 4歳6カ月くらい~小学校3年くらい <想像の時代、本の世界に入る時代>
○第四段階 小学校3年生~小学校5年生くらい <知識吸収から共感する時代>
○第五段階 小学校5年生くらい以上 <思索する時代>


第一から第三の段階は、発達著しい年頃の割には広い年齢をくくっているのですが、さらその中に2-3つの年齢に区分して解説してあります。

たとえば、うちの娘2歳1カ月は上記の第一段階に入るのですが、その中でも以下に入りいます。

(3)1歳6カ月くらい~2歳6カ月くらい; 絵を見て観察が細かくなってくる時期
①絵本に関係した子供の行動
・・・(略)・・・観察が細かくなり描かれた絵や文章の真似をして反応を返すのです。一つ一つ、一言一言をしっかり頭に刻んでいます。・・・(略)・・・
②この時期にふさわしい絵本の条件
題材:こどもにとって身近なもの・・・(略)・・・
表現:こどもが見慣れている角度からはっきり書かれているもの。鳥瞰図など、見慣れない角度からの絵は理解できません。・・・(略)・・・
色:暖色系で明快な色が好まれます。・・・(略)・・・
文章:擬音語、擬態語を含んだリズミカルで口真似しやすい、聞いていて快い表現が好きです。・・・(略)・・・
造本:このころにも、安全性や衛生面に配慮された作りが必要です。・・・(略)・・・
③大人の接し方
この時期の子供は非常によく口真似をします。・・・(略)・・・文章は子供の様子を見て、聞きそうならぜひ読んでください。子供が真似をして好ましいと思える、きれいな文章が良いです。・・・(略)・・・


といった具合に、子供の発達時期に応じてそれをサポートするような絵本の選び方・その狙いについて解説してあります。さらに幾つかの絵本も内容とともに具体的に紹介してあるので、本屋さんに行って選ぶ時間がなくて、ついついネットで絵本を買ってしまう私の様なタイプの人にも使いやすいです。

・・・

そんなわけで、最近の娘@2歳1カ月のお気に入りの絵本です。

▽「おつきさまこんばんは」 ロングセラーでド定番なの絵本なのですね。恥ずかしながら知りませんでした。娘は文章をほぼ暗記しています。ページごとにあまりにも的確に音読するので、夫は娘が文字が読めいるのか!?とビックリしたそうですが、ただ単に好きで覚えているだけです。
おつきさまこんばんは

おつきさまこんばんは
著者:林明子
価格:756円(税込、送料込)
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▽どちらも色彩がきれいです。「たべたのだあれ?」「かくしたのだあれ?」ときゃっきゃ言いながらページを繰って、一ページごとに絵をじーっとみて観察して「この子!!(が食べたor隠した)」と指をさして教えてくれます。
かくしたのだあれ

かくしたのだあれ
著者:五味太郎
価格:648円(税込、送料込)
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たべたのだあれ

たべたのだあれ
著者:五味太郎
価格:648円(税込、送料込)
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▽名作「だるまさん」シリーズと同じ かがくいひろし さん作なので、だるまさんシリーズが1歳代で大好きだった娘には受けがとてもいいです。
おしくら・まんじゅう

おしくら・まんじゅう
著者:かがくいひろし
価格:1,058円(税込、送料込)
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by kuma_neco_kuma | 2015-04-05 02:32 | ◎教育本 | Comments(0)