「台所育児~1歳から包丁を~」   

いつも拝見している先輩ママブログの過去記事で紹介されていた本だったので、
娘が2歳になる直前くらいにこの本を買いました。
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坂本広子の台所育児

タイトルがかなり衝撃的ですよね。
1歳で包丁が使えるの?!って。

結論として、著者の坂本さん曰く「1歳でも包丁をもって安全に切ることは十分できる」そうです。
そのことを知っただけでもかなり衝撃的でした。

本文から一部引用します。

”子どもがしたいと言ったらその時がやらせどき。
「今忙しいから大人しくしていなさい」とか、
「こんなことをして怪我でもしたらどうするの」
などと拒否することは、よっぽどの事情がないかぎりやめたいのです。

そして、そのときに大事なのは「したい」といったその本物をあたえることです。”


(余談ですが、義母が「あの子(=私の夫)は、何でも本物を触りたがって大変だったの。おもちゃを与えると コレジャナイ! ってすごく怒ったのよ。」という話をしていたのを思いだしました。)

本題に戻って・・・

食べることは生きること。
料理を作ることは生きること。
台所仕事を子どもとは関係のないものとして切り離さずに、もっと子どもに料理という根源的な活動を見せ、実践させるべし、という論調です。

確かに現在の分業化が顕著となった生活では、お肉もお魚も切り分けらえてパックで個装されてスーパーに並ぶものであったり、
ご飯もいつの間にか大人が作っていて、子どもは食べるだけだったり、
スーパーやコンビニに行けばすぐ食べることのできるお惣菜があり、
ファミレスに行けば、写真付きの様々なメニューから好きなものをオーダーするだけでよかったり・・・、
食(材料の確保から料理過程まで)と子どもいる世界との乖離が進んでいると思います。

また本の中では、できるだけ手作りで本物の味を子どもに知ってもらうことの大切さ、
例えば餃子はおいしくないと言っていた子がいて、その子の家庭ではチルド製品の餃子しか食べさせてもらったことがなかったのだけれど、
いざ具も皮も手作りで作ってあげると「餃子はおいしい!」と喜ぶようになったというエピソードも紹介されていました。

1990年に出版された本で、私が購入したものは2011年の第44刷です。(かなりのロングセラーですね。)挿入されている写真には時代を感じさせますが、内容としては普遍的で色あせていないです。

おそらくこの時代は「食育」なんて言葉が一般的になる前の時代、まさにバブル末期ですが、
書かれている内容は「食育」であったり、
親への「育児指南」だったりします。

全体としては、子どもの基本的な生活能力の向上(サバイバル能力を鍛えるとでも言いましょうか?)であると感じました。

・・・

さてさて、私自身の場合。
この本を読んでかなり感銘を受けたのですが、
我が家では1歳代で本物の包丁を持たせることはできませんでした。
私の勇気や覚悟がなかったためです。
そして2歳4か月現在もまだ本物の包丁を持たせていません。
(おままごと包丁で、右手と左手の使い方は教えていますが・・・。)

けれど、手で行える皮むき作業だけは積極的に手伝ってもらっています。
玉ねぎの皮、ソラマメや枝豆の鞘をむく作業は専ら娘の担当になっています。
当初は時間がかかっていた作業ですが、今はスルスルと手際良くできるようになってきており、「できたー!」と得意げな顔をする姿はこちらも見ていて嬉しいです。
もちろん「ありがとう!助かったよ!これでお料理するね!」といって沢山誉めるようにしています。

保育園でも先日ソラマメを剥く作業があったそうですが、「あまりにも上手で、薄皮まできれいに剥いていて驚きました」と保育士さんに言われました。
保育士さんにわざわざコメントいただくということは、周りのご家庭ではそれほどやらせていないのかな~と思いました。私も上記の本に出会わなければ娘にさせてなかったかもしれません。

あとはスーパーにあまり行かずに、宅配食材を定期利用しているのですが、
それではいろんな野菜や果物に出会えるチャンスが減ってしまうな・・・と思い、週1回はスーパーに一緒に行くようにしています。
スーパーでは野菜の名前を言い合ったり、色を言ったり、「前、食べたね~」とか「これ保育園で出てきたよ」とか、食に関する会話を積極的にしています。
(混み合った時間だと2歳児連れでいくとイライラしがちなので、空いている時間~特に我が家周辺のとあるスーパーは金曜日の夕方が空いている~を見計らって行っています。)

そんなわけで、まだ本格的な「台所育児」というところまで踏み込めていないのですが、ちょっとずつ助走している段階です。
できたら2歳6カ月までには、包丁にチャレンジさせたいと思います。


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by kuma_neco_kuma | 2015-07-13 05:05 | ◎教育本 | Comments(4)

Commented by 松子 at 2015-07-13 15:02 x
ななこさん


1歳から包丁、確かに衝撃的ですね!!!

わたし自身が台所で小6の時に火傷を負い入院したトラウマが強く、子どもたちを台所に近づけないようにしてきました。
でも、本来、わたしが伝えるべきことはどうやって安全に台所で作業すべきかという点やったんやなぁと思いました。

自分で自分の体を健全に維持し、生きて行くことはわたしが子どもたちに身につけて欲しいと思っている能力の一つでもあります。



これを機に、簡単な調理から夏休みの間に一緒にしていきたいなぁ と思います^ ^


松子
Commented by kuma_neco_kuma at 2015-07-13 22:27
松子さん、子供のころに火傷で入院のご経験があったとのこと、大変でしたね。とても怖かったことと思います。

火(熱湯)も刃物も注意を怠らないことが大切ですが、注意していても起こる怪我はあります。
子供を台所から遠ざければリスクはゼロになります。しかし子供に使わせる以上は、そのリスクをゼロにはできないんですよね。・・・難しいです。

とりわけ小さい子供の火傷は重症化しやすく、またその後の傷や機能障害の問題もあるので終始目が配れない環境では近付けない、使わせないのが安全だと思います。 byななこ
Commented by atsu_com at 2015-07-22 18:40
こんにちはー!タイトルを見て、うちもこの本持ってるーと思ってコメント。
上の子が1歳のころに何かで見かけてアマゾンで購入したような。女の子だったので、手伝い好きになってくれたら良いなという思いで買った記憶があります。
んで、包丁も買ったんですよー。持たせて柔らかいものも切らせたことがありますが、ホント、ひやひやものでした。こちらが気長で(時間にゆとり)がないとなかなかです・・。

もっぱら、混ぜたり、剥いたり(たまねぎの皮など)、をさせたような。
仕事復帰してからは、こちらがてきぱき食事準備をしたいもんだからあんまり娘を台所に呼び寄せなくなったです(^^;)。土日の余裕のあるときには呼び寄せたり・・・

この記事をよんで、また本をめくってみようかなと思いました!!
Commented by kuma_neco_kuma at 2015-07-25 21:35
atsuさんも同じ本読んでおられたのですね!

自分一人でやった方が早い!のは、育児でも仕事でもしばしば思いがちなことなんですけど(結構せっかちタイプな私・・・)、
料理に限らずですが、自分の周りの人にも一緒にやってもらう、伝えていくというのも大事ですよね。 byななこ

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